【炭火焼き 三太夫】幻のお肉が食べられる隠れた名店

グルメ
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165号線沿いの川べりを三本松へ向かう途中、まるで隠れているかのようにポツンと建っている老舗焼肉店。

ここでは伊賀牛を食べられるとあって、県外からのお客さんも沢山来られる、知る人ぞ知る名店なのです!

 

僕の家ではお祝いや記念日の時には祖父母の代からこのお店を利用していたらしく、自分にとってもお気に入りのお店です。

今日はそんなお店をご紹介したいと思います♪

 

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その前に伊賀牛について!

伊賀牛

しかし伊賀牛と聞いて、「聞いたことあるような無いような、有名なの?」と思いませんでしたか?

三重と言えば松阪牛が有名ですが、伊賀牛は知名度こそ低いものの松阪牛よりも歴史が古く、1310年には国牛十図大和牛として名前が載っています。

当時の食べ方は、忍者の携帯食の干し肉として重宝されていたそうですよ!

松阪牛に負けない美味しさがありながらも絶対数が少なく、伊賀やその地域周辺でのみ流通していることから「幻の牛」とも言われています。

 

【炭火焼き三太夫】ってどんなお店?

三太夫外観

そして、その伊賀牛を食べることができる数少ないお店が、炭火焼き三太夫です。

このお店は、1927年から名張で精肉店を営んでおられる森脇商店さん直営の焼肉店で、新鮮なお肉を頂くことが出来ます。

いざ、お店の中へ

三太夫正面玄関
庭園

正面玄関を通ると綺麗な庭園が!

実はこのお店、伊賀流忍術の創始者「百地三太夫」の生家を改装したお店で、非常に趣のある造りをしています。

まるで外界から切り離されたような落ち着いた空気が漂っている気がしますよね!!!

 

三太夫正面

入り口には三太夫の大きな文字に、伊賀牛さんの置物がお出迎え。

 

三太夫店内

店内はこんな感じ、天井が高くて広々としています。

 

テーブル席

内装も趣があります。

大広間とテーブル席があるのですが、今回はテーブル席に通されました。

室内は床暖房が入っており、とてもぬくぬく。

 

メニュー
メニュー

お品書きです。

料理はコースと単品があり種類も豊富で迷いますよね。

お肉だけではなく川魚や海鮮もあり、余計に迷う~~。

決めました!今回のお料理は銀杏と桐にします!

 

いよいよお料理の登場!

まず来たのが前菜です。

左上が『生麩のサラダ』、右上が『温かいゴマ豆腐』、左下が『なます』と『合鴨のロースト』に『むかごの串焼き』と『天然なめ茸』、右下がお漬物です。

どれも美味しい!

特に美味しかったのが、温かいゴマ豆腐とむかごの串焼き!

温かいゴマ豆腐は、独特のねっちょり感がありながらも、口の中でとろけて行きました。

むかごの串焼きは、むかご自体をあまり食べないのですが、絶妙な塩加減にホクホクコクコクとした食感がとても楽しめました。

 

天ぷら

次に来たのが天麩羅です。

カボチャにパプリカにお茄子にさつまいも、塩はあらかじめ振られており、口の中で薄い衣がパリッといい音を立てます。

カボチャ大好きなので、もっと食べたかったぁ

 

お肉メイン

お待たせしました、メインが運ばれて来ました。

今回は二人で来店したので、銀杏と桐を注文、同じ皿に盛られての登場です!

左から、銀杏(ヒレ・ロース・バラ)桐(モモ・ロース・国産若鳥)。

他にも、トウモロコシ・ししとう・タマネギ・豆腐・厚揚げも盛られています。

これは、お、美味しそうですっ。

良い感じにサシの入り具合がヤバいですよ!(語彙力喪失)

 

お肉焼きます

ヒレとロースを焼いていきます。

食材に火が通るのを待つこの時間が贅沢ですよね!

それにしても、全然煙が出ないのには驚きです。

これが炭火焼きの力なんですね。

厚揚げ

厚揚げに醤油を垂らしてみました。

表面はパリパリで、豆腐はアツアツのふわふわ!

美味しかったので取り上げちゃいました

 

ご飯と味噌汁

ご飯と味噌汁も付いてきます

ご飯の上には梅のふりかけ、味噌汁は赤みそでエノキとわかめが入っています。

 

若鳥の朴葉焼き

追加で若鳥の朴葉焼きを注文しました!

これは僕が昔から好きな料理なのですが、めちゃめちゃ美味しいのですよ!

朴葉の上で白味噌と鶏肉をじっくりと焼いていきます。

ちょっと焼きすぎた感はありますが、白味噌をたっぷりと絡めていただきます。

これだけでご飯何杯でもイケますよ!

ぜひ、三太夫に来た時は朴葉焼きもどうぞ♪

 

デザートはチョコバナナのパウンドケーキ。

チョコバナナってそれだけでも美味しいのに、ケーキになるなんて!

しかも、横には生クリーム…付けて食べるしかないじゃん!

しっかり生地に、チョコバナナの甘さと、生クリームのコクが相性抜群です。

美味しくない訳がない!!

 

ご馳走さまでした

 

まとめ 実を言うと…

ここまで記事を読んでいただきありがとうございます。

僕は三太夫さんには小さいころから連れて来てもらっており、昔の三太夫さんを知っています。

僕の記憶では、昔はもっとお肉に大きく厚みもありました。

使った後の炭を箱に詰めたものを、お土産に貰えたりもしました。

実を言うと、『昔はもっとクオリティが高かった』という声が僕の家族の中では上がっています。

時代の流れで以前の様な品質を保てなくなっているのはよく理解しています。

 

しかし、それでも僕が三太夫をオススメするのは、そこに思い出があるからです。

中居さん達は変わらず親切で楽しくお話をしてくれますし、変わらない店内の景色なども、家族で美味しいお肉を囲んだ時間を思い出す事が出来ます。

お肉だって、小さくはなりましたが、品質は一級品です!

僕の好きな朴葉焼きも変わりません。

 

お店側も色んな工夫をしていて、フランス料理の様になった時もありました。

それはそれで新しい三太夫を見たような気もしますw

時代が変わっても、その時の三太夫を僕は思い出として受け止め、いずれ子どもが出来た時は連れてきたいと思っています。

 

今はコロナ禍というのもあり、完全予約制で営業しています。

是非、沢山の思い出を作りに三太夫を訪れてみてはいかがですか?

 

おわり

 

 

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